6月議会を取り上げた「議会だより」第7号ができました。6月議会補正予算についての質疑を中心とした内容となっています。
まず、昨年度の事業の検証をおこない、「カカオの森」計画を「荒唐無稽」「奇天烈」と批判しましたが、結局途中で頓挫しました。一方、「聖藩文庫デジタル化」事業は、順調に進んでおり、埋もれた資料の保存すべきと、議会で取り上げた者として、大いに評価しました。
次に、6月議会補正予算案について、北陸新幹線開業へ向けた加賀温泉駅改修事業に力を入れていて、コロナ後の加賀市経済の落ち込みへの救済が不十分だと指摘しました。
特に、「未来型商業エリア」案は、今後の加賀市を示す指標となるものであり、慎重に当たらなくてはなりません。しかし、その概要は加賀市を元気づけるどころか、大手資本を呼び込むことによる地元商店を廃業に追いやり、益々地元経済界の活力をそいでしまいかねない無謀・無駄・無理な開発行為です。
萬松園開発事業にも見られるように、民間業者が活動しやすくするために、貴重な市民の税金をつぎ込む一連の開発行為は市民の理解は得られないでしょう。今後ともこの問題を追及していきます。
最終ページでは、地元町内会から要望がありました、小学校通学路上に生い茂る雑木の伐採も市担当課の迅速な対応で、きれいにしていただいたことを取り上げています。また、石川憲法会議ほか5つの団体の皆さんがおこなった「全県キャラバン」を紹介し、私も「戦争を準備する大軍拡と大増税は許さない」と訴えました。